・・・。・・・。
連日、参院選取材と原稿執筆で疲労困憊の不肖・安岡。
今日は都庁にて立候補予定者の記者会見、
朝から夕方まで5連発でした。
それにしてもさすが東京選挙区。ユニークな方が多かった。
基本は選挙名鑑を作成するためのデータを集めるだけなのですが、
メチャクチャ疲れたのはなんでだろう? ・・・。
その理由は、選挙が終わってからお話ししましょう。
東京選挙区は改選5に対し、候補者は全員で25人くらいになりそうです。
社で群馬県版をのぞき込むと、立候補予定者はたったの3人でした。
定数も1。
すごい楽なんだろうな、とうらやましくもあります。
京都の舞鶴支局京丹後通信部時代に京都総局がメチャクチャ忙しそうにしているのに、
私のところは何もしなくてもよかったことが思い出されます。
でも、することがないっていうのはなんか悔しかったですね。
だから忙しくもあるけどエキサイティングな東京選挙区の大部分を任されているのはとてもありがたいことなんですね。
前置きが長くなりましたが、本題。
選挙報道は各社似たり寄ったりです。
だいたいパターンがあって、それにそって進められることが多い。
たとえば公示前は各政党の戦い方などを紹介する情勢原稿。
公示日は候補者の第一声と有権者の声。
翌日からは候補者の人となりを伝える「横顔」とか「プロフィール」とか呼ばれる記事。
次は政策について賛否と理由を示してもらう政策アンケート。
投票日が近づくと、世論調査にもとづく情勢分析。
最後が投票日、明暗分かれる候補者らの姿。
とまあ、だいたいこれが黄金パターンなのです。
それで、候補者への政策アンケート、
これは候補者に執筆してもらわないと新聞に載せられない。
(あくまで建前で、多くの場合、秘書や選挙参謀が代筆をしています)
公職選挙法の規定で公示後はメディアは候補者をできるだけ公平に扱わなければなりません。
だから、アンケートを書いてくれない候補者、これが一番困るんです。新聞が出せなくなるからです。
議員も報道も、民主主義を実現するために活動している点では同じ。
議員は国民を幸せにするために法律をつくる。
メディアは国民のしる権利に答える。
目的は同じなわけです。
しかし、べつに新聞が選挙特集を組んでたって協力しないといけない法律はない。
だからわたしたち記者は
陣営すべてを回って頭を下げて「すみませんが、いついつまでにお願いします」と頼むわけです。
忙しいのは分かっていますが、こっちだって時間で動いている身。
こちらで締め切りを設定するのもなんか悪い気もするのですが、
向こう側が「わかりました」と言ったなら、それは大人と大人の約束です。
なのに、感覚で言って半数の候補予定者が期日までに回答をよこしてくれないという現実があるのです。
「私を為政者にしてください」という候補予定者がそんなことでいいのでしょうか?
人と人との約束を軽んじる人間が国民を幸せにできるんでしょうか?
新聞記者が思い上がって「ちゃんと出せや、ゴルァ!」と言っているのでは決してありません。
アンケートを回収するために、締め切り前には電話をかけて、
回答をいただいた陣営にはお礼の電話を入れて、
締め切りを守ってくれない陣営には再び電話を入れて、
ときには事務所を訪問して催促し、またお願いして・・・。
お願いする立場なりに「三顧の礼」は尽くしているつもりです。
今回も、締め切りを5日過ぎて、何回催促しても出してくれない陣営が2つあります。
400字でお願いしているのに50字しか書いてこなかったり、
賛否の理由を示してくださいと書いているのに、まったく示さなかったり、
挙げ句の果てには「時間がない。精一杯やったのでこれでやってほしい」と開き直ったり・・・。
「今日中にお願いします。回答いただけないと私も帰れないので」
とお願いしたのに、「出せない」と連絡もよこさずに帰ってしまったり・・・。
その陣営の名前を世界の中心で叫んでやりたいところですが・・・。
そして丁寧な文字で速やかに回答を寄せてくれた候補予定者は「この人に入れたって!」と大宣伝したいところですが、
さすがにそれはできません。
そんな陣営の方にこれだけはいいたい。
私だって東京選挙区で暮らす有権者なんですよと。
それ以上はいわないけど、分かりますよね?


by 安岡一成
こんな自衛隊大宮駐屯地に国が…